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「協働のまちづくり」と「地域づくり協議会」

さようみん活フォーラム2020

さようみん活フォーラム2020

『みんなで支え合い助けあう 協働のまちづくり』
 佐用町がめざす暮らしやすいまちづくりとは、よりよい生活を作っていこうとする「暮らしづくり」そのものが「まちづくり」です。
 そこで、佐用町では、「生涯学習」を通じて「人づくり」から「まちづくり」へ、また「学習」から「行動」へ一体的に展開し、地域力の向上を目指します。このことは、「佐用町総合計画」に、新しい町の将来像、まちづくり基本理念および基本姿勢として明確に記されています。

みん活ロゴマーク

みん活ロゴマーク

【協働のまちづくりと地域づくり協議会】
平成17年10月に、佐用町・上月町・南光町・三日月町の4町が合併し、新しい「佐用町」が誕生しました。
新しい佐用町においては、住民と行政がそれぞれの立場や責任を明確にしながら、協力し合い、よりよい地域づくりを実践する「協働のまちづくり」という基本姿勢のもと、新たなまちづくりを進めていくこととなり、地域においてまちづくりを実践する新たな住民自治組織を立ち上げることとなりました。
 
そこで、平成18年4月、おおむね旧小学校区単位の13地区に地域づくり協議会が設立されました。住民と行政の役割や立場、責任を明確にしながら、より良い地域づくりを進める「協働のまちづくり」を推進するための新たな住民自治組織です。お互いの顔がよく分かり、習慣や文化の共通点も多い、旧小学校区を単位に設置されました。
また、最も身近な自治組織としては131の自治会があり、従来から取り組んできた隣近所の助け合いや清掃活動、また伝統文化を守る活動などが行われています。
地域づくり協議会には、一つの自治会で取り組むことが難しいこと、また、もっと広域で実施するほうがよいと思われることを実施するなど、過疎化や少子・高齢化によって維持が難しくなってきた自治会を補完する役割があります。
 
【地域づくり協議会の現状と課題】
設立から10年以上が経過し、事業を進めていく中で、地域づくり協議会ごとの個性も生まれ、自分たちの地域にあった協議会の運営が展開されており、様々なイベントの実施、地域課題への対応など精力的な活動が行われています。また、全ての地域づくり協議会において、「地域まちづくり計画」が策定され、地域の状況を分析したうえで、課題や方針、事業計画などを明示し、自分たちの地域は自分たちの手で守り育てていくための地域づくりを実践されています。
行政においても、担当職員の配置や運営に対する助言・情報提供・連携などのサポートに加え、活動経費を助成し、地域づくり協議会の活動を支援してきました。平成25年度には、運営にかかる経費に対する財政的支援として地域自治包括交付金制度を創設し、活動経費のほか、報酬や賃金などにも使用できるなど、地域の実状に応じた柔軟な活用が可能になりました。
一方で、地域においては、役員構成や組織・運営の硬直化、また事業のマンネリ化や参加者の固定化、地域リーダーの後継者不足と人材育成の難しさ、多様な主体の参画の欠如など様々な課題が生じてきました。
また、行政においても、年数が経過し、職員が入れ替わる中で、「協働のまちづくり」に対する意識の低下、地域を支援する体制整備や連携が不十分であるなど、「協働のまちづくり」を進めるうえで十分な役割を果たすことが出来ない状況が生まれてきています。
 
【地域づくり協議会 振り返りの取り組み】
このような現状を踏まえ、地域づくり協議会について、地域・行政の双方がこれまでを振り返り、必要な部分は見直していくことで、今後も継続していける組織を目指していくことが必要であると考え、「地域づくり協議会 振り返りの取り組み」を開始しました。
平成30年度には、有識者を招き、住民代表および役場職員代表による地域づくり協議会あり方検討委員会を立ち上げ、地域づくり協議会のあり方について協議を行い、「佐用町地域づくり協議会のあり方再構築の方針」を策定しました。
この方針に沿って、地域づくり協議会と行政の体制や仕組みを整備し、地域と行政による協働のまちづくりの推進をさらに深化させ、誰もが住み慣れた場所で、安心して暮らし、生き生きと活躍できる地域づくりと地域づくり協議会の活性化を目指しています。
 
【みん活:みんなの地域づくり協議会 活力向上プロジェクト】
 令和元年度からは、地域づくり協議会および行政において、実際の見直しを行う取り組みを「みんなの地域づくり協議会 活力向上プロジェクト(愛称:みん活)」と名付けました。また、住民の皆さんにもプロジェクトに関心と愛着を持ってもらうため、ロゴマークの募集を行い、町内の小学4年生の作品が選ばれ、「みん活ロゴマーク」が完成しました。
 地域づくり協議会においては、地域づくりアドバイザーの支援を受けながら、地域の特性や現状に応じて、組織体制や活動の見直し、多様な人がかかわる仕組みの構築、事務局体制の整備などを検討しています。
 行政側においては、平成30年度にプロジェクトチームを設置し、職員が地域にかかわる仕組みや部署間連携の推進などを検討し、実施しています。
 また、令和元年度より「さようみん活フォーラム」を開催し、全ての地域づくり協議会でみん活の取り組みを共有し、それぞれの地域づくりに活かしています。

 
集落自治会 最も身近な集落自治会は、住民生活に一番かかわりある組織です。 1.身近な課題の話し合い。2.生涯学習活動の実施。3.環境美化、防災、防犯、祭りなどの各種行事。
自治会と地域づくり協議会の連携 一つの自治会で取り組むことが難しい課題、また、複数の自治会が連携しもっと広い地域で実施するほうが効果がある場合は、「地域づくり協議会」が取り組みます。
地域づくり協議会 おおむね小学校区単位の自治組織で、複数の集落自治会によって構成されます。佐用町には13の地域づくり協議会があります。少子高齢化によって自治機能が低下した集落を、地域全体でカバーすることができます。
まちづくり協議会 地域づくり協議会と支所(まちづくりセンター)と一体となったまちづくりを推進するためまちづくり協議会を設置します。
まちづくり推進会議 地域づくり協議会などと連携しながら町全体のまちづくりを推進します。1.地域や団体を超えた新たな組織づくり 2.まちづくり基本条例をはじめとする住民自治の仕組みづくり3.行政施策に関する検討・提言など

情報発信元

企画防災課 まちづくり企画室(第一庁舎西館 2階)
電話番号:0790-82-0664
ファックス:0790-82-0492
メールアドレス:kikaku@town.sayo.lg.jp

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