町長メッセージ(社会経済活動の回復を目指して)
住民の皆様へ(社会経済活動の回復を目指して)
政府及び兵庫県では6月18日にそれぞれ新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、活動制限を見直し、社会経済活動の回復を目指すこととしました。佐用町としても、新型コロナウイルスの感染拡大を予防する新しい生活様式「ひょうごスタイル」を兵庫県とともに推進してまいります。
また、地域の経済活動、住民の皆様の生活を立て直すため、新型コロナウイルス感染症に対応した国の地域創生臨時交付金を活用した支援施策を実施してまいります。支援制度の一覧は、広報7月号とともに全戸に配布しますので、ぜひご活用ください。
感染症の流行からこれまでの間、町内で感染者の発症がなかったことは、住民のみなさまが感染防止に対して意識を高くもって取り組みをしていただいた結果であります。みなさまのご理解とご協力に心より感謝申し上げます。しかしながら、ウイルスが消滅したわけではありません。今後我々は、第2波に備えつつ、ウイルスと共存も視野において社会経済活動の回復を目指さねばなりません。
これまでの取り組みを継続しながら、ウイルスとの共存を意識した生活習慣として
1.健康管理で免疫力を高める
・自宅や庭先で足踏み、ラジオ体操、スクワットなどちょっとした運動で体作り
・バランスよく、三食欠かさずしっかり噛んで栄養をとり、体調を整える
・家族や友人と会話を楽しむ
2.「3密」(密閉・密集・密接)を避ける
3.身体的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
4.マスクの着用、咳エチケットの徹底
5.手洗い・手指消毒(手洗いは30秒程度、石鹸・消毒薬の利用)
6.体温測定・健康チェック(熱や風邪の症状がある場合は自宅で療養)
7.発症時やクラスター発生時に備え、いつ誰とどこで会ったかを記録
これらの取り組みを今後も継続していただきますようお願い申し上げます。
夏を迎え、自然災害が発生しやすい時期となりました。いつ、どこで起こるかわからない災害に備えるとともに、これからは避難所での感染対策が課題となります。自然災害と感染症との「複合災害」への備えとして、町では避難所へのマスクや消毒液などの備蓄を進めております。みなさまにおかれましても、身の回りの危険個所の把握、避難経路の確認、安全な避難場所の検討など、今一度それぞれの災害対策に努めていただきますようお願い申し上げます。
気温の上昇と共に、熱中症の危険も高まります。身体的距離が確保できる場合は適時マスクを外し、水分補給や休憩をとるなど、健康管理を行っていただき、健やかにお過しください。
これからは、社会経済活動の回復に主眼をおきながら引き続きの感染拡大防止に取り組まなければなりません。
行政として、今後もより速い情報収集とみなさまへ情報提供ができるように努めてまいります。佐用町民一丸となった対応により、一層の安全安心のまちづくりを目指しますので、ご協力、ご理解をお願い申し上げます。
令和2年7月1日
佐用町長 庵 逧 典 章
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