町民のみなさまには、新型コロナウイルス感染症対策に日々ご理解とご協力をいただきありがとうございます。
また、事業者のみなさまにおかれましても、引き続き厳しい状況が続きますが、感染リスク軽減のための取り組みをよろしくお願い申し上げます。
　4月25日から2度の延長を経て継続中であった3度目の緊急事態宣言が、6月20日をもって解除となり、兵庫県下にまん延防止等重点措置がとられることとなりました。
　本町としても国・県の方針を受け、町有施設の利用制限を一部緩和いたしました。
兵庫県下では日ごとに感染者数、重症病床率等の減少が見られるものの、感染率及び重症化率が高いとされるインド変異株等の感染者が増加するなど、医療体制の厳しい状況に変わりはありません。
　みなさまにおかれましては、今一度「うつらない、うつさない」との自覚をお持ちいただきながら、責任ある行動をよろしくお願い申し上げます。

65歳以上のワクチン接種について
　65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの集団接種が5月31日から佐用共立病院、佐用中央病院、さよう文化情報センターの3カ所で開始し、今のところ重大な副反応を示す人もほとんどなく、みなさまのご協力により順調に接種が進んでいます。
　また、本日より2回目の接種が始まっており、7月13日には申し込まれたすべてのかたの接種が終了する予定です。
　しかしながら、今回のワクチン接種により感染リスクが無くなるわけではありません。みなさまにはご不便をおかけしますが、引き続きの感染防止対策の徹底をよろしくお願いいたします。

今後の取組みについて
　現在、町では64歳以下のかたのワクチン接種計画を進めており、体制が整い次第、「広報さよう」、「防災行政無線放送」、「佐用チャンネル」等で具体的な内容をご案内する予定です。
　なお、接種券については7月上旬に接種対象者全員に送付する予定であり、職域接種や大規模接種会場等での接種を希望されるかたについては、すぐにでも接種券を発行しますのでお問合せください。
　すべての接種対象者が早期にワクチン接種を受けることができるよう、全力で取り組んでいく所存ですので、今しばらくお待ちいただきますよう、ご理解をお願い申し上げます。

　みなさまには、引き続き大変なご不便をおかけしておりますが、町民全員が事態を必ず収束させ、安心で安全な元の暮らしを取り戻すことができるように、まずは接種対象者すべての方にワクチンが行き届くよう、全力を挙げて取り組んでまいります。

令和3年6月21日
佐用町長　庵　逧　典　章