大阪・関西万博 佐用町のパビリオン
2025年に開催される大阪・関西万博での、佐用町のフィールドパビリオンを紹介します!
概要
大阪・関西万博は、2025年4月13日(日)から10月13日(月曜日)まで、大阪府の夢洲で開催される国際博覧会です。この万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」で、人類の未来に向けた革新的な技術やアイデアが集まる場として注目を集めています。主な見どころとしては、AI、ロボティクス、環境保護、バイオテクノロジーなどに焦点を当て、最新技術や持続可能な社会の実現に向けた展示が行われるます。また、世界中の国々が自国の文化や技術を紹介するパビリオンも多く、参加国数は150を超える見込みです。この大阪・関西万博は、日本での大規模な国際イベントとして大きな意義を持ち、経済的にも大きな影響を与えると考えられています。
佐用町のフィールドパビリオン
フィールドパビリオンとは、大阪・関西万博の兵庫会場(パビリオン)から飛び出して、兵庫県そのもの(フィールド)を体感してもらうコンセプトのパビリオンで、佐用町は「利神城と宿場町平福ガイドツアー」、「夜間天体観望会・昼間の星と太陽の観察会」、「手漉き和紙 紙漉き体験」が選ばれています!・利神城と宿場町平福ガイドツアー
宿場町平福。この町は、雨上がりの朝や放射冷却による寒暖差が激しい秋冬の早朝に大きな雲海が広がることで知られています。その雲海を突き抜けてそびえる利神城跡、別名「雲突城」とも呼ばれるこの城跡からは宿場町の全容を一望できます。
町並みは地域の人によって大切に守られており、約15年前に起きた大水害では大きな被害を受けましたが、復旧には往時の景観を可能な限り保つ工法が採用され、安全性にも配慮されました。現在、町の住人はかつての「屋号」を玄関に掲示し、風情を今に伝えています。
本プログラムは利神城跡や町並みのガイドで地域の歴史や景観を守る努力を紹介するものです。これらの活動を通じて平福の魅力や地域の歴史を感じることができるでしょう!
利神城跡

・夜間天体観望会と昼間の星と太陽の観察会
佐用町は全国の108市町村に認定された星空の町で、清流や星空をはじめとする自然環境の保護に力を入れています。町は「良好な環境保護に関する条例」を制定し、これらの貴重な自然を次世代に継承することを目指しています。
幻想的な「佐用の朝霧」が見られる大撫山(おおなでさん)の山頂には、一般の人々が直接星空を観察できる公開望遠鏡「なゆた望遠鏡」が設置されている兵庫県立大学西はりま天文台があります。ここでは天文台の研究員による解説を聞きながら、季節ごとに異なる太陽系の惑星や星、銀河を観察することができ、宇宙の神秘を身近に感じることができます。
夜間観望会

・手漉き和紙 紙漉き体験
皆田和紙は、現在の佐用町皆田付近で生産されていた和紙で、古くは中世から明治・昭和時代まで製造が続けられました。特に江戸時代には製紙産業が最盛期を迎え、屏風や障子紙などの「道具紙」として広く使用されていたことが記録に残っています。現在、皆田和紙の製造は途絶えていますが、地元の有志となる保存会が中心になり、伝統技術を次世代へ伝える活動を積極的に行っています!
紙漉き

佐用町ならではのフィールドパビリオンへぜひお越しください!!
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