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佐用の史跡文化財 三日月のムクノキの古木

三日月のムクノキの古木(三日月)


 三日月にまつわる古い話。
 「立ちかえり こえゆく関と おもはばや みやこに ききし あふ坂の山」
 この歌は、承久の乱によって隠岐へ流される後鳥羽上皇が相坂を越えて今の三日月に入り休息をとるときに、「逢阪というのは東路でなくてもあるのか」とよんだ歌です。このときに弓をかけた木が、今に残る「弓の木」であると地元には伝わっています。
 相坂の歌の話は南北朝時代ころの作といわれる「増鏡」に載っていますが、弓の木の話はそれより後の江戸時代以降の書籍に載っています。そのうち「播磨鏡」には天皇の弓をかけたとあり、「万陽万宝知恵袋」では後醍醐天皇の弓をかけたとあるなど少しあいまいな記載で、後鳥羽上皇と記載しているのは大正時代の「佐用郡誌」などからです。
 今となっては、話の真偽やどちらの話だったかなどは定かではありませんが、この地は古代から近世にかけての美作道・因幡道筋として古くから開けていたと考えられており、貴人から一般の人々まで数多くの人が往来したであろうこの地にふさわしい伝承かもしれません。
 なお、後醍醐天皇も隠岐に流されるときに三日月に立ち寄っており、先の後鳥羽上皇をしのんで、
 「つたへ聞く 昔かたりぞ うかりける そのへふりぬる 三日月の杜」
とよんでいます。
 この「三日月のムクノキの古木」(通称「弓の木」)は、推定樹齢600年という長命を誇りながら樹勢はいまだ旺盛であり、また町の歴史を彩る伝承も持つことなどから、昭和61年3月に県指定の天然記念物に指定されています。
 (参考文献:「佐用郡誌」「三日月町史」ほか)

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三日月のムクノキの古木

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