佐用の史跡文化財 多賀の八幡神社と2本の御神木
多賀の八幡神社と2本の御神木(多賀)

多賀にある八幡神社の境内にはいると、拝殿の左右にひときわ大きく目に付く樹木があります。
まず、左には大イチョウ。大きさは目通り周囲4.9メートル、高さは40メートルあります、イチョウは中国原産で雌雄異株(しゆういしゅ)ですが、ここのものは雌株で、境内木として植栽されたものと思われます。
そして右には大ケヤキがあり、特に樹幹が直線的に伸び、大きさは目通り周囲4.3メートル、高さは38メートルと、大イチョウと並ぶ大きさに生育しています。
いずれの木も樹勢が良く、推定樹齢は250年と見られ、御神木あるいは御神木的存在として大切にされています。この2本の木はそろって、昭和60年4月22日に町指定文化財となっています。
そもそも神社における本来の信仰対象は、目に見えない神霊にかわる森や岩など神の降臨の場(依代(よりしろ))であり、神社の周囲に多くの木が残され、一つの杜を形成しているのもそうした理由によります。
さらに、神社の杜は自然環境に近い植生を維持し、環境保全にも役立っているとして見直されています。平成19年には、背後の山林が県の有用広葉樹母林(ケヤキ)に指定されるなど、2本の木は単なる信仰の対象にとどまらず、こうした自然環境のなかで生育し、その生育環境を大切にするためのシンボル的存在といえます。
あなたも、静かな境内の中で自然(神)を感じられるでしょうか。
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多賀の八幡神社と2本の御神木
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