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佐用町の紹介

佐用町の位置

佐用町の位置

佐用町の概要

 地形は中国山地の東端部に連なる西播磨山地を源として北から南に千種川水系が中央を貫流しています。北部には日名倉山をはじめ、郷鴫山、高鉢山、壇の平など600メートル以上の山々がそびえています。中部には、河川の流域に沿ってなだらかな丘陵地があり、集落や農地などが分布しています。平地の占める割合がわずかで、山林などの自然的土地利用がその多くを占めています。(林野率81.0%・耕地率6.8%)
 また、町の南部には、佐用町とたつの市、上郡町にまたがって播磨科学公園都市があります。豊かな自然環境のなか、世界最高性能の大型放射光施設SPring-8、兵庫県立大学、附属高等学校、附属中学校など、学校や学術研究機関が集積しており、保健・福祉・医療・教育の分野では粒子線医療センター、県立西はりま養護学校、総合リハビリテーションセンターブランチが整備されています。21世紀の科学技術の発展を支える学術研究機関と優れた先端技術産業の集積を中心に、快適な住環境を備えた国際的な科学技術都市を目指して今後も整備が進められ、佐用町においても重要な役割を果たしていくことになります。
 

位置と地勢

 佐用町は兵庫県西部の西播磨地域に位置し、西は岡山県、東は宍粟市、たつの市、南は上郡町と接しており、その面積は307.44平方キロメートルで兵庫県の約3.7%を占めています。
 姫路市へは約40キロメートル、神戸市へは約80キロメートルの位置関係にあり、時間的距離も姫路市とはJR姫新線により約1時間となっています。
 

歴史的特性

 本町は、東西に出雲と大和を結ぶ出雲街道と、南北に吉備と因幡・但馬を結ぶ因幡街道が交差する交通の要衝といった歴史的特性を有しています。そのため、古くから街道(出雲街道、因幡街道)とともに宿場町として栄えてきました。因幡街道きっての宿場町「平福」では川沿いに川屋敷が立ち並び貴重な遺産となっています。土蔵や商家の町並みは、高瀬舟の往来により人や物資、文化などの交流拠点としてにぎわいをみせた当時の面影を今に伝えています。
 佐用平野をとりまく周囲の山々では円応寺古墳群や上月古墳など多くの遺跡・遺構があります。また、利神城や上月城、米田熊見城、三日月藩乃井野陣屋跡のほか、宿場町であった平福にある土塀や商家の町並み、乃井野(郭内)の町並みをはじめ、佐用都比売神社、船越山南光坊瑠璃寺など、貴重な歴史的遺産が各地域に多彩な歴史資源を有しています。
 

自然資源

 佐用町は氷ノ山・後山・那岐山国定公園の一角に位置する中山間地域で、全国名水百選に選ばれた清流「千種川」やその支流の佐用川などが南北に流れています。緑豊かで清らかな水辺空間にはホタルやメダカが生息し、大撫山の山頂から眺める霧海や夜空に瞬く満天の星など自然の織り成す美しい環境を形成しています。また、日本の棚田百選に選定されている乙大木谷の棚田、全国農村景観百選に選定されている南光地域のひまわり畑など、美しい田園景観が広がります。樹齢千年といわれる佐用の大イチョウ、樹齢300年といわれる南光の大イト桜や樹齢800年の三日月の大ムクは県の天然記念物に指定され、大切に保存されています。
 

人口動向

(人口)
 佐用町の人口は、平成27年時点で17,510人(国勢調査)で、令和2年時点で15,863人で-1,647人と-9.41%も減少傾向が続いている状況です。
 年齢階層別の人口構成を見ると、65歳以上の人口(老年人口)の割合は令和2年時点で43.2%に達しており、兵庫県全体の29.3%を大きく上回っています。一方で、15歳未満人口(年少人口)の割合は9.21%となっており、兵庫県全体の13.7%を若干下回っています。
(世帯数)
 佐用町の世帯数は、平成27年時点で6,108世帯(国勢調査)で令和2年時点で5,927世帯であり、近年減少する傾向となっています。

情報発信元

情報政策課 広報室(第一庁舎本館 2階)
電話番号:0790-82-0690
ファックス:0790-82-0131
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