明けましておめでとうございます。この冬は厳しい寒さが続いていますが、みなさまにはお元気で新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
　昨年も全国各地での集中豪雨や御嶽山の噴火、長野での地震など大きな自然災害が次々と発生いたしましたが、佐用町では特段の被害もなく比較的平穏な1年でありましたことは、本当にありがたく感謝をしたいと思います。
　本年は、平成17年に新佐用町が誕生して、はや10年の節目の年を迎えました。この間、平成21年8月には未曾有の大水害に襲われるなど、つらいこと、苦しいこともたくさんあって、ゆっくり振り返る間もなく全力で駆け抜けた10年でありましたが、河川の大規模改修など復興事業も順調に進み、あと一年で完成の見込みも立ちました。
　町の財政運営もなんとか安定し、整備をすすめています役場庁舎も3月には完成して、みなさまに気持ち良くご利用いただけるよう、職員一同とともに励んでまいります。
　そして今年の10月4日には、合併10周年記念式典を開催して、次の10年に向けた礎ができたことを、みんなでお祝いしたいと思っております。
　しかし、少子化による人口減少はこれからも続いて、ますます厳しい時代が予想されるなか、佐用町がこれからもみんなが安心して、こころ豊かに暮らせる町であるよう、町といたしましてもこれまで以上の努力を重ねてまいる決意であります。
　みなさまにおかれましても、お元気でご活躍いただき、変わらぬご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
　最後に、みなさまのご健康とご多幸、そして町の平安を心よりご祈念いたしまして、平成27年年頭のごあいさつといたします。

　　　　　　　　　　　　2015年1月　　佐用町長　庵　逧　典　章