令和8年8月9日に復興モニュメントへの献花を行いました
実施日時
令和8年8月9日(日曜日) 午前8時30分から午前11時00分
実施会場
佐用町久崎 復興ひろば(千種川と佐用川の合流地点)
参列者
約70人
(犠牲者のご遺族、町議会議員、代表自治会長、一般参列者、町幹部職員など)
町長メッセージ
「命を守る行動を未来へつなぐ」
今年も佐用町にとって決して忘れることのできない、8月9日を迎えました。
あの日から、17年という月日がたちましたが、大切な家族を失われたご遺族にとっては、何年たとうとも、その悲しみは癒えないままであると思います。あの災害で尊い命を失われた方々に対し、心から哀悼の誠を捧げるとともに、困難を乗り越えてこられたご遺族のみなさまに、改めて、お悔みを申しあげます。
さて、平成21年の災害以降、幸い本町では大きな災害が発生しておりません。今、こうして、私たちが平穏な日常を送れているのは、国・県による河川改修をはじめとした復興支援、全国の自治体や団体からのご支援、多くのボランティア、多額の義援金等によるご支援の賜物であります。あらためて、この場をお借りしてお礼を申しあげます。
あれから17年がたち、役場職員の中には災害を経験した者が少なくなってまいりました。私自身も当時は福祉課に在籍し、避難所の運営や食事の手配、救援物資の対応などに奔走しましたが、災害対応全体を見渡せる立場にはありませんでした。
そのため、もしもあの時のような災害が起こっても対応ができるよう、毎年災害対策本部訓練を実施して備えるとともに、町民と職員に向けた防災研修会を開催し、防災への意識を高めているところです。そういった際に、私が必ずみなさんにお伝えするのは、判断に迷ったときは、どうすれば命を守れるかを第一に判断してほしい、ということです。取り戻すことのできない命を守る。このことだけは、誰が町長になっても決して忘れることなく、今後も引き継いでまいりたいと思います。
熊本県の地震で多くの方が被災した災害を始め、全国各地で甚大な災害が続いています。私たちは、水害の経験から河川の氾濫に目が行きがちですが、地震や土砂災害への備えも重要です。岩手県釜石市の津波記憶石には、「100回逃げて100回こなくても、101回目も必ず逃げて」とあるそうです。私たちも、この教訓を生かし、避難しやすい体制整備と、住民のみなさんが避難しようと思えるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。
結びに、この災害での大きな犠牲のもとに得られた教訓を、決して風化させることなく、後世に継承していくことをお約束するとともに、この佐用町で、また全国で、これ以上災害で大切な命が失われることのないようご祈念申し上げ、あいさつとさせていただきます。
2026年8月9日
佐用町長 江見 秀樹
情報発信元
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