医療費の適正化にご協力ください
国民健康保険から医療機関等に支払われる医療費は年々増加傾向にありますが、その医療費は皆さまが納付した国民健康保険税や国や県からの補助金等でまかなわれています。
国保を健全に運営し、これからも皆さまが安心して医療を受けられるよう、医療費の適正化にご理解とご協力をお願いします。
■医療機関への適正受診のお願い
1 急病などやむを得ない場合以外は、診療はなるべく診療時間内に受けましょう
夜間・休日など診療時間外の安易な受診は、緊急性の高い患者さんの治療に支障をきたし、医師や病院の負担を増やすだけでなく、割増料金がかかり医療費も高くなります。
2 重複受診(はしご受診)を避けましょう
同じ病気で複数の医療機関をかけもちすることを「重複受診」と言います。同じ症状や病気でいくつも医療機関を受診するのは、医療費を増やしてしまうばかりでなく、重複する検査や薬の使用などで、かえって体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
3 かかりつけ医を持ちましょう
信頼出来る「かかりつけ医」に継続して受診することで、体質や病歴、生活習慣などを総合的に把握してもらえ、適切な治療やアドバイスを受けることが出来ます。
4 「お薬手帳」を活用しましょう
お薬手帳を医療機関や薬局に提示して、薬の飲み合わせに気を付けましょう。また、薬のもらいすぎに注意しましょう。
5 「医療費のお知らせ」を活用しましょう
受診した医療機関や日数、かかった医療費の額などを記載した「医療費のお知らせ」を世帯ごとに年6回発行しています。ご自身の医療機関のかかり方や医療費を見直していただき、健康管理や適正受診にご活用ください。
◆重複・多剤服用や頻回受診をしている方には指導を行うことがあります◆
町では、医療機関からの診療報酬明細書(レセプト)をもとに、重複・多剤服薬をしていると思われる被保険者の方に対し、町から委託を受けた事業者(令和7年度から現代けんこう出版株式会社に本事業の運営を委託しています)から適切な医療機関の受診をお願いする文書をお送りしています。
また、文書をお送りした方を対象に、相談員(町から委託を受けた専門職員)が、電話により健康状況等を確認させていただき、必要に応じて通院や服薬管理等の情報提供・アドバイスをさせていただく「健康相談」を実施する場合があります。
ご自身の健康管理について見直す機会として、ご活用ください。
■使ってみませんか? ジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品とは、特許期間が過ぎた新薬と同じ効能効果を持った安価な処方薬です。同じ成分・同じ効果ですが開発費がかからないため、低価格になっております。
ジェネリック医薬品を活用することで、皆さまの自己負担の軽減や、国保全体の医療費抑制に繋がりますので、医師や薬剤師にご相談の上、ぜひご検討ください。
■特定健診・がん検診を受けましょう!
自覚症状がない病気の早期発見や、健康管理のために、年に一度は必ず健診を受けてください。
早期発見は、治療期間が短くなり、費用も安く、体への負担も少なくなります。
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