集落全体で取り組む獣害対策のご紹介
佐用町では鳥獣被害が深刻で、鳥獣被害を理由に農業を辞めてしまう人も少なくありません。少しでも鳥獣被害を減らすために、集落全体で取り組む獣害対策のポイントをご紹介します。
★守り★
1.草刈りを適切に行う。
草が電気柵に触れていると漏電して効果がなくなり、動物に「ここは安全だ」と悪い学習をさせてしまいますので、草が電気柵に触れる前に草刈りを実施し、動物に「痛い!ここは危ないところだ」と学習させましょう。うまく学習させることができれば、その個体は来なくなります。
集落全体で取り組める場合は、鹿・イノシシの隠れ家となる農地や人家周辺のヤブの刈払いを行いましょう。
2.電気柵・ワイヤーメッシュの管理を適切に行う。
電気柵やワイヤーメッシュは設置後の維持管理が非常に重要です。特に電気柵は以下の点に気を付けて管理をしましょう。
■電気柵の下3段は20センチメートル間隔で張り、それより上の4段目は30センチメートル間隔で張ろう!!
鹿・イノシシは鼻で障害物を探知するため、鼻に電気柵が当たらなければ効果がありません。下3段は20センチメートル間隔で電気柵を張るようにしてください。
■電圧は定期的に確認しよう。
5000ボルト以上の電圧がないと、電気柵が十分に効果を発揮できません。電圧の確認は定期的におこなってください。
※乾電池式の電源は電池切れで気付かないうちに電圧が下がる場合があります。バッテリー式またはソーラー式の電源に変えていただくことをおすすめしています。
3.山際の獣害柵を設置している場合はお盆前後に見回りを!!
集落で山際の獣害柵を設置している場合は、集落内で協力してお盆前後に獣害柵の見回りを行うことをおすすめしています。
※集落全体で見回りを行うことで、効率的に実施することが可能です。
4.鹿・イノシシに入られた際は改めてすべての電気柵・ワイヤーメッシュの確認を!!
鹿・イノシシは餌への執着が強く、侵入地点のみの補修だけでは、別の場所から侵入してくる可能性があります。鹿・イノシシに侵入された際は、改めて自分が張っている電気柵・ワイヤーメッシュを点検し、補修を行うことで今後の被害を最小限に抑えることができます。
★攻め★
集落の箱わなで鹿・イノシシを捕獲。
被害を減らすためには、防護柵の設置とともに、集落に侵入してくる鹿・イノシシの加害個体を捕獲することが効果的です。また、箱わなの設置や捕獲後の捕殺は猟師しかできませんが、日々の見回りや餌やりは狩猟免許を保持していない一般の方でも可能です。
集落で行うからこそ、相談しながら効果的な場所に箱わなを設置することができます。
集落での加害個体の捕獲を希望される際は、一度、農林振興課までご相談ください。
1.草刈りを適切に行う。
草が電気柵に触れていると漏電して効果がなくなり、動物に「ここは安全だ」と悪い学習をさせてしまいますので、草が電気柵に触れる前に草刈りを実施し、動物に「痛い!ここは危ないところだ」と学習させましょう。うまく学習させることができれば、その個体は来なくなります。
集落全体で取り組める場合は、鹿・イノシシの隠れ家となる農地や人家周辺のヤブの刈払いを行いましょう。
2.電気柵・ワイヤーメッシュの管理を適切に行う。
電気柵やワイヤーメッシュは設置後の維持管理が非常に重要です。特に電気柵は以下の点に気を付けて管理をしましょう。
■電気柵の下3段は20センチメートル間隔で張り、それより上の4段目は30センチメートル間隔で張ろう!!
鹿・イノシシは鼻で障害物を探知するため、鼻に電気柵が当たらなければ効果がありません。下3段は20センチメートル間隔で電気柵を張るようにしてください。
■電圧は定期的に確認しよう。
5000ボルト以上の電圧がないと、電気柵が十分に効果を発揮できません。電圧の確認は定期的におこなってください。
※乾電池式の電源は電池切れで気付かないうちに電圧が下がる場合があります。バッテリー式またはソーラー式の電源に変えていただくことをおすすめしています。
3.山際の獣害柵を設置している場合はお盆前後に見回りを!!
集落で山際の獣害柵を設置している場合は、集落内で協力してお盆前後に獣害柵の見回りを行うことをおすすめしています。
※集落全体で見回りを行うことで、効率的に実施することが可能です。
4.鹿・イノシシに入られた際は改めてすべての電気柵・ワイヤーメッシュの確認を!!
鹿・イノシシは餌への執着が強く、侵入地点のみの補修だけでは、別の場所から侵入してくる可能性があります。鹿・イノシシに侵入された際は、改めて自分が張っている電気柵・ワイヤーメッシュを点検し、補修を行うことで今後の被害を最小限に抑えることができます。
★攻め★
集落の箱わなで鹿・イノシシを捕獲。
被害を減らすためには、防護柵の設置とともに、集落に侵入してくる鹿・イノシシの加害個体を捕獲することが効果的です。また、箱わなの設置や捕獲後の捕殺は猟師しかできませんが、日々の見回りや餌やりは狩猟免許を保持していない一般の方でも可能です。
集落で行うからこそ、相談しながら効果的な場所に箱わなを設置することができます。
集落での加害個体の捕獲を希望される際は、一度、農林振興課までご相談ください。
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