町長メッセージ(水害から11年となる8月9日を迎えて)
住民の皆様へ(水害から11年となる8月9日を迎えて)
平成21年の8月9日、台風第9号災害により、町民の皆さんの平穏な暮らしは一瞬にして破壊され、多くの尊い人命を失いました。あの日から11年が経過した今も、この悲しみが癒えることはありません。
住民の皆さんにおいては、各地域づくり協議会や自治会が中心となり、自主防災力の向上に向け、繰り返し防災訓練などを続けています。二度とあのような悲しみを繰り返すことのないよう、住民と行政が一体となり、安全・安心な佐用町をつくるため、懸命に取り組んでおります。
しかし、先月の令和2年7月豪雨のように、全国で降水量の記録を更新するような大雨が降り、甚大な被害がもたらされています。線状降水帯によって降り続く雨により、熊本県では60名を超える犠牲者が出ました。場所によっては自宅の2階まで水没するなど、垂直避難では命を守れない状況も発生しています。我々の想像をはるかに超えるような災害に対し、避難のあり方も見直す必要があります。
また、これからは自然災害だけでなく、新型コロナウイルス感染症への対策が必要となってきます。兵庫県内においても感染が拡大している中、防災においても避難所での感染防止など、新たな課題に立ち向かっていかなければなりません。
私たち佐用町は、いつ、どこで起きるとも限らない災害に備え、誰もが安全・安心に暮らすことのできるまちをつくるという使命があります。町民の皆さんと行政が一体となって、自助、互助、共助、公助の考えを認識し、更なる防災対策の強化、安全で安心な佐用町の実現に向けてまい進する所存であります。
この誓いを胸に、犠牲になられた方々へ花を手向け、心から冥福をお祈りいたします。
住民の皆さんにおいては、各地域づくり協議会や自治会が中心となり、自主防災力の向上に向け、繰り返し防災訓練などを続けています。二度とあのような悲しみを繰り返すことのないよう、住民と行政が一体となり、安全・安心な佐用町をつくるため、懸命に取り組んでおります。
しかし、先月の令和2年7月豪雨のように、全国で降水量の記録を更新するような大雨が降り、甚大な被害がもたらされています。線状降水帯によって降り続く雨により、熊本県では60名を超える犠牲者が出ました。場所によっては自宅の2階まで水没するなど、垂直避難では命を守れない状況も発生しています。我々の想像をはるかに超えるような災害に対し、避難のあり方も見直す必要があります。
また、これからは自然災害だけでなく、新型コロナウイルス感染症への対策が必要となってきます。兵庫県内においても感染が拡大している中、防災においても避難所での感染防止など、新たな課題に立ち向かっていかなければなりません。
私たち佐用町は、いつ、どこで起きるとも限らない災害に備え、誰もが安全・安心に暮らすことのできるまちをつくるという使命があります。町民の皆さんと行政が一体となって、自助、互助、共助、公助の考えを認識し、更なる防災対策の強化、安全で安心な佐用町の実現に向けてまい進する所存であります。
この誓いを胸に、犠牲になられた方々へ花を手向け、心から冥福をお祈りいたします。
令和2年8月9日
佐用町長 庵逧 典章
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