2020年 年頭のごあいさつ
2020年 年頭のごあいさつ
明けましておめでとうございます。皆様には令和2年の新春を健やかにお迎えになられたこととお慶び申し上げますとともに、旧年中は町政へのあたたかいご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて昨年は新たな令和の時代が幕開けした歴史的な年でありました。改めて平成の30年間を振り返りますと、IT技術などの進歩によって生活は便利に大きく変わりました。私たちの町においてもインフラ整備が進み、より快適な生活ができるようになりましたが、一方で人口減少による地域社会の変化への対応が迫られ、町合併や学校、保育園の統合、消防やごみ処理などの広域化に取り組んでまいりました。また、平成21年の大水害からの復旧、復興など、休むことなく走り続けた多難な30年であった感がいたします。
いよいよ今年、本格スタートする令和の時代が、どのような時代になっていくのか予測することは難しいですが、これからはAIの時代と言われ、科学技術の発展によって自動運転の車が走り回るなど、ますます便利な世の中になるかもしれません。一方、さらに人口が減少し、地球の温暖化は進み、大災害が頻発することは覚悟しなければなりません。
しかし、どのような世の中になっても、私たちの日々の生活の基本は変わりません。安全、安心な暮らしの中で次世代をはぐくみ、次の世代へすべてを引き継いでいかなければなりません。
少子高齢化や農業、林業、商工業など、大きな課題が山積みで、財政も年々厳しくなっていくことは確実ですが、これからも引き続き将来を見据え、課題にしっかりと向き合い、次世代への責任を果たすために行政と町民の皆様が知恵を出し合い、共に考え、一歩一歩進んでいくことが重要であります。
本年は厳しい令和の時代を力強く歩んでいくスタートにしたいと決意しておりますので、皆様には町が進める諸政策へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、本年が平穏で良い年になるよう心からご祈念いたしまして、新年のごあいさつといたします。
2020年1月 佐用町長 庵 逧 典 章
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