2018年 年頭のごあいさつ
2018年 年頭のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
皆様には新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。引き続き4期目の町運営を担わせていただくこととなり、子どもたちが健やかに育ち、だれもが心豊かに安心して暮らせるまちづくりにまい進する決意を新たにしております。
さて、時代はこれまで30年余りに及んだ平成から、新たな未来へ幕が開けようとしていますが、国の人口減少に対する危機意識が急速に高まりました。佐用町も残念ながらこのお現実を変えることは難しい状況でありますが、人口減少の緩和と人口が減っても町の活力を維持し、本当の豊かさや幸福を実現できる時代へと進化させていかなければなりません。
昨年は、若者を対象とした住宅取得応援金による定住支援、全地域での学童保育の実施や、小中学校のICT教育環境整備などの子育て・教育支援、佐用まなび舎農園を活用した高校生の研修や、特産物を「佐用風土」としてブランド化する新しい農林業など、様々な事業を展開しました。また、長年の懸案であった町道小山安川線のJR架道橋は、平成32年度完成に向けて順調に工事が進んでおります。
地方交付税の減額や3年後の合併特例措置終了により、厳しい町の将来が想定されるなか、利神城が国指定史跡として評価されたことは明るい話題として喜んでおります。史跡として保存・整備を行っていくのみならず、観光ブランド価値の向上により、地域の愛着と誇りの醸成を図り、歴史と文化を未来へ伝承していきます。
本年は、これまでの事業をさらに進化させていくとともに、様々な課題について真摯に取り組み、「希望」、「誇り」、「元気」がもてるまちづくりを進めてまいります。
町民の皆様とともに、町の未来を切り開くための努力を積み重ねる覚悟でありますので、ご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして年頭のごあいさつといたします。
2018年1月 佐用町長 庵 逧 典 章
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