2016年 年頭のごあいさつ
2016年 年頭のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
皆様には新たな気持ちで新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
佐用町は昨年10月に合併10周年を迎えました。本年は新たな10年に向けてのスタートを切るための重要な年であると考えております。
新佐用町の誕生以降、合併特例措置としての国からの支援が終了することを見越して、これまでの10年間でしっかりとした行財政基盤の整備を行ってまいりました。合併後の様々な課題もようやく整備されつつあります。
これまで佐用町は、平成21年の大水害を乗り越え、自助・共助・公助の考え方に基づき、住民と行政が一体となって、コミュニティの強化や防災の中核となる庁舎整備など、防災のまちづくりを進めてまいりました。今後は将来を見据えて様々な課題に対応したまちづくりを進めていく必要があります。
国では、終戦から70年が経過する中で、国全体の人口減少が地域社会の持続を脅かすものとして、危機意識が急速に高まっています。佐用町でも様々な指標や推計によると、残念ながら人口が減少していくという事実はおそらく変えることができませんが、そのようなマイナス面ばかりに注目するのではなく、本当の豊かさや幸福を実現してくための転換期ともとらえてこの課題と向き合っていかなければなりません。
町では昨年、目指すべき将来の方向性や人口減少問題への対策を盛り込んだ「佐用町地域創生 人口ビジョン・総合戦略」を策定しました。佐用の資源を生かし、まちの賑わいとしごとをつくることや、佐用の魅力を磨き、新たな人の流れをつくることを盛り込んだこの計画では、将来展望として2040年の人口を1万1千500人とすることを目標に掲げています。
そのため、まずは新しい農業や林業をめざして、学校跡地を活用し、新技術を導入した大規模なハウス団地の計画や、森林資源の活用と地域経済の循環を目的として「木材ステーションさよう」の運用も開始しました。また、観光振興を進めるため、利神城跡の国の文化財指定を受ける取り組みにも着手しているところです。
今後も、町民の皆様と共に、私たちの古里である佐用町を未来へつなげていくために、不断の努力を積み重ねていく覚悟でありますので、本年も変わらず暖かいご支援をお願い申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶といたします。
2016年1月 佐用町長 庵 逧 典 章
皆様には新たな気持ちで新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
佐用町は昨年10月に合併10周年を迎えました。本年は新たな10年に向けてのスタートを切るための重要な年であると考えております。
新佐用町の誕生以降、合併特例措置としての国からの支援が終了することを見越して、これまでの10年間でしっかりとした行財政基盤の整備を行ってまいりました。合併後の様々な課題もようやく整備されつつあります。
これまで佐用町は、平成21年の大水害を乗り越え、自助・共助・公助の考え方に基づき、住民と行政が一体となって、コミュニティの強化や防災の中核となる庁舎整備など、防災のまちづくりを進めてまいりました。今後は将来を見据えて様々な課題に対応したまちづくりを進めていく必要があります。
国では、終戦から70年が経過する中で、国全体の人口減少が地域社会の持続を脅かすものとして、危機意識が急速に高まっています。佐用町でも様々な指標や推計によると、残念ながら人口が減少していくという事実はおそらく変えることができませんが、そのようなマイナス面ばかりに注目するのではなく、本当の豊かさや幸福を実現してくための転換期ともとらえてこの課題と向き合っていかなければなりません。
町では昨年、目指すべき将来の方向性や人口減少問題への対策を盛り込んだ「佐用町地域創生 人口ビジョン・総合戦略」を策定しました。佐用の資源を生かし、まちの賑わいとしごとをつくることや、佐用の魅力を磨き、新たな人の流れをつくることを盛り込んだこの計画では、将来展望として2040年の人口を1万1千500人とすることを目標に掲げています。
そのため、まずは新しい農業や林業をめざして、学校跡地を活用し、新技術を導入した大規模なハウス団地の計画や、森林資源の活用と地域経済の循環を目的として「木材ステーションさよう」の運用も開始しました。また、観光振興を進めるため、利神城跡の国の文化財指定を受ける取り組みにも着手しているところです。
今後も、町民の皆様と共に、私たちの古里である佐用町を未来へつなげていくために、不断の努力を積み重ねていく覚悟でありますので、本年も変わらず暖かいご支援をお願い申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶といたします。
2016年1月 佐用町長 庵 逧 典 章
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