明けましておめでとうございます。皆様には新たな気持ちで健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
　私も昨年10月の選挙で多くの皆様のご信任をいただき、引き続いて大きな責任を担わせていただくこととなり、誰もが安心して暮らせるまちづくりにまい進する決意を新たにいたしております。
　まずは21年豪雨災害からの創造的復興に向けて、引き続き河川の大規模改修をはじめ、治山治水事業に取り組み、災害に強いまちづくりに力を注いでまいります。合わせて町道はもちろん、県と協力して本格的に工事が始まりました国道179号徳久バイパスなど、道路の改良を計画通り着実に進めてまいります。
　また、再生可能エネルギー導入による循環型社会への貢献と、独自財源の確保を目的に、国内初の木製架台を採用した大規模太陽光発電所がいよいよ発電を開始いたしますが、さらに木材資源を活用したバイオマス発電事業などにも参画をめざしてまいります。
　もっとも大事な子育てと教育においては、学校保育園規模適正化に向けた協議をすすめていただき、4月には新しい佐用小学校と南光小学校が開校いたしますが、引き続いて廃校となります校舎や跡地の新たな活用に向けて、地域のみなさんとともに取り組んでいきます。
　合併して9年目を迎え、合併特例期間の終了後を見据えて、今後とも行財政改革をすすめ、行政福祉サービスの維持に努めながら、町の地域資源である山林や農地を活かし、農林業と商工業が連携した新たな産業にも取り組み、若い世代が活躍できるまちづくりを目指していきたいと思っております。
　今後も、厳しい社会状況が予想されますが、将来を見据え町発展のために一歩一歩着実に進めてまいる決意でありますので、本年も変わらずあたたかいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
　最後に、町の平安とみなさまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

　　　　　　　　　　　　2014年1月　　佐用町長　庵　逧　典　章