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住宅用火災警報器の奏功事例について

住宅用火災警報器 奏功事例

住宅用火災警報器 奏功事例

全戸で義務設置となった住宅用火災警報器(以下、住警器)ですが、佐用町内外から、「付けててよかった!」という声が寄せられています。

その「付けててよかった!」という奏功事例をお知らせします。

■住警器のおかげで、火事にならなくて済んだ!■

●一人暮らし老人宅において、緊急通報システムに連動する住警器が発報し、住民に連絡するも連絡が取れず、近所に住む協力員に確認を依頼した。
 現場に向かった協力員が、空だき状態のコンロ上の鍋を発見、コンロの火を止め大事に至らなかった。
 住人は、コンロに鍋をかけたことを忘れ、畑仕事をしていたとのことであった。

●住民がガスコンロに鍋をかけたまま外出し、鍋の空だきとなり木製の鍋蓋が燃えた。
 住宅前を通った通行人が住警器の発報音と異臭に気が付き、119番通報が行われた。
 消防隊が到着したとき、施錠され無人であったため、窓を破壊して進入、ガスコンロの火を止めた。
 発見が早かったため鍋と鍋蓋のみの被害で済んだ。


■住警器のおかげで、火事が大きくなる前に発見できた!■

●一人暮らし老人宅において、緊急通報システムに連動する住警器が発報し、協力員に確認を依頼。
 現場を確認した協力員から、ガスコンロ上の炊飯器が燃えており、水道水で消火したとの報告を受けた。

●鍋に残った天ぷら油を処理するためガスコンロに火を付けた状態でその場を離れ、テレビを見ていたところ、住警器が発報。
 住民が台所に戻ると、天ぷら鍋から炎が上がっていたので、鍋にふたをして消火したが、台所の壁とレンジフードフィルターが若干焼けた。

●台所に設置されたワゴンの電源プラグを、平型トリプルタップを介してコンセントに接続し、使用していたところ、トリプルタップが老朽化によって発熱し、出火した。
 出火時刻が深夜であったため住民は就寝していたが、延焼する際に発生した煙によって住警器が発報、目を覚ました住民によって初期消火がなされた。


■住警器のおかげで、一命をとりとめた!■

●自宅1階にいた住民が、2階の部屋で鳴動した住警器の警報音に気が付き、直ちに119番通報を行った。
 その後2階に確認にいったところ、出火した部屋の家財に延焼拡大していたため消火を断念するも、迅速な避難により住民3名に負傷者が発生しなかった。



 住警器を「付けててよかった!」という奏功事例の報告は、平成21年から平成23年までの3年間で、兵庫県内だけでも120件以上報告されています。

 住警器を設置していたお宅と、設置していなかったお宅で、火災が発生したときの焼損した面積、および損害額を比較しても、設置していたお宅では焼損面積、損害額ともに、およそ半分にまで軽減できておりました。


 住警器を設置することで、火災になるまでに発見できた、火災が大きくなる前に消火、避難ができたなどの効果が実際に報告されています。

 自分や家族の命、財産を火災から守るため、住警器を設置してください。
 

情報発信元

西はりま消防組合 佐用消防署 総務予防課
電話番号:0790-82-3872
ファックス:0790-82-0119
メールアドレス:sayo-yobo@fd-nishiharima.hyogo.jp

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