令和7年8月9日に復興モニュメントへの献花を行いました
実施日時
令和7年8月9日(土曜日) 午前8時30分から午前11時00分
実施会場
佐用町久崎 復興ひろば(千種川と佐用川の合流地点)
参列者
約60人
(犠牲者のご遺族、町議会議員、代表自治会長、一般参列者、町幹部職員など)
町長メッセージ
『次の世代へつなぐ防災のまちづくり』に向けて
平成21年台風第9号による未曾有の災害から、今年で16年を迎えます。8月9日は、大切な命が奪われた日として、そして復興への歩みを確かめ合う日として、佐用町にとって決して忘れることのできない一日です。
あの災害以降、私たちは「創造的復興」の理念のもと、町の再建にとどまらず、防災力の向上、地域の絆の再生、そして次の世代への備えに力を注いできました。「絆からはじまるふるさとの復興」という基本方針のもと、町民一人ひとりが支え合いながら歩んできたこの道のりこそ、佐用町の強さであり誇りです。
また、今年10月には、佐用郡4町の合併から20年の節目を迎えます。人口減少が進む中でも、町民の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、「縮充のまちづくり」という新たな方針を掲げ、これからの10年、20年先を見据えた持続可能な町づくりに取り組んでまいります。
自然災害は、いつ、どこで発生するかわかりません。地震や豪雨など、私たちの日常を一瞬で奪いかねない出来事は、決して他人事ではありません。だからこそ、災害の教訓を忘れずに、日頃からの備えと地域のつながりを大切にすることが、命を守る第一歩となります。これからも、地域づくり協議会や自治会をはじめ、町民の皆さんと力を合わせ、「誰ひとり取り残さない防災のまちづくり」を進めてまいります。
これまで佐用町を支えてくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。引き続き、安心して暮らせるふるさとをめざし、たゆまぬ努力を重ねていくことをお誓い申し上げます。
犠牲となられた方々への哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈りいたします。
2025年8月9日
佐用町長 庵逧 典章
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