定住者の声

“地元佐用町にUターンをして、色んな立場の方が集えるコワーキングを作りたい”

谷口 悠一さん(39歳・佐用町出身 Uターン)

 谷口さんは、”佐用町で会社を作りたい”という想いが前々からあり、Uターンで2018年5月に「コバコwork&Camp」を佐用駅前に設立。コバコが目指すコワーキングは、役所や金融機関、大学の研究員などの組織に属している方や、フリーランスの方、さらに地域の住民が集まり、情報交換などができる場。さらに、都市部の方々と地元の方々がお互いの課題等を共有できる空間こそがコバコの魅力。
 元々は佐用町役場で勤務をしていたが、その時に町内の人口減少を目の当たりにし、地元に残りたいという若者も多くいる中で、仕事のアンマッチが見られ、”仕事の選択肢を増やすお手伝いをすること”で、地元に残る方や町外から人が増えるのではと考えた。このサポートを仕事にしたいと考えて、大阪で公認会計士として勤務をする中で、タイミングと、佐用町の空き家バンクの登録物件であった駅前の物件が空いていたことで、Uターンし、コバコを設立した。

 コバコの事業に色んな方々が応援してくれていることが本当に良かったと思う。オープニングイベントでは、町長に祝辞をいただいたり、商工会長や大阪からも何十人と来てくれたり、都市部のコワーキングではなかなか見られない盛り上がりとなった。改装の規模が大きく、不安や心配もあった中でクラウドファンディングにも取り組み、目標金額を上回る結果になり、多くの方に知ってもらえるきっかけにもなった。地域の主婦の方や学生のインターン等でマンパワーを増やして会社の仕組みを作っていくことがこれからの課題。
 移住やUターンを検討されている方々の中で、佐用で働きたいと思われている方、佐用で色々なことができると思いますので、一緒にがんばりましょう!!時代は変わってきていますので、今やりたいことをやるべきだと思います。コバコでもご相談にのることもできますので、是非お越しください。